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株プロトレーダーの手法は?

株の手法といってもいろいろありますがここでは「テクニカル」と「ファンダメンタルズ」の基礎について学んでいきましょう。

 

ファンダメンタルズとは?

 

ファンダメンタルズとは国や企業などの経済状態などを表す指標のことで「経済の基礎的条件」のことです。

 

国や地域の場合は経済成長率・物価上昇率・財政収支などがこれに当たり、企業の場合は、売上高や利益といった業績や資産、負債などの財務状況をいいます。

 

株式で言うファンダメンタルズ分析をもう少しわかりやすくお伝えすると、企業の本質的な価値を考え、現在の株価が割安感があるのかそれとも割高なのかを分析し、将来の株価を予想する手法です。

 

 

企業のファンダメンタル分析について、詳しく解説していきます。

 

業績→その企業のHPや証券会社で確認します。主に、売り上げが3つの利益・売上高・営業利益・経常利益を見ましょう。

 

また、単決済よりも、連決済を見た方が良いです。株式では、単体ではなく連結の数字で判断しましょう!(子会社などがなければ単体でOK)

 

 

また、IR情報・投資家情報もチェックします。決算短信は、3ケ月毎に、企業がだしている決算報告書になります。

 

 

このようにして業績はチェックできます。

 

その他、代表的なものに「PER(株価収益率)」があります。

 

PER(株価収益率)とは?

 

株取引に興味のある方は聞いたことがある言葉かもしれませんが、PERとは何なのでしょうか?

 

先ほどもお伝えした通り、会社の利益から考えて今の株価が割安かどうかを測る指標がPERになります。

 

PERを出す計算式は以下になります。

 

PER=株価➗1株の利益→《税引後利益(当期純利益)を発行済株式数で割ったもの》

 

要は、今の株価が、1株益の何倍になっているのかを見ます。

 

例⑴

株価1000円で、1株益が50円であれば

1000➗50円=20

これは、今の株価は1株益の20倍なので、PER20倍ということになります。

 

例⑵

株価500円・1株益が50円の場合は、

500➗50円=10

PER 10倍になります。

 

 

利益の10倍の値段で買うのと、20倍の値段で買うのであれば10倍の方が割安ですよね?PERというのは、数字が低いほど割安になるわけです。

 

ネット証券のHPの個別銘柄中に、このように書かれています。

 

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株価は、毎日変動するので、PERも変動しますが、だいたい、10〜20倍の水準で動いていて、標準は、15倍くらいのようです。

 

ただ、PERというのは、利益を伸ばしている人気の企業のPERは、高めになります。

 

大切なのは、実質ではなく予想のPERですので、予想PERと書かれていない場合は必ず確認しましょう。

 

PERについては、他にも沢山の考え方がありますが、ここでは基礎を理解しておくといいでしょう。

 

PBR(株価純資産倍率)とは?

 

さらに、もう一つ、株の割安さを測る方法に「PBR(株価純資産倍率)」というものもあります。その会社の資産から見て今の株価が割安かどうかをみる指標です。

 

計算式は、

 

PBR=株価➗1株純資産

 

今、株価が、 1株純資産の何倍になっているかを見ます。

 

この「1株純資産」は、会社が倒産した場合に株主に配分される資産ともなるので「解散価値」とも言われています。

 

業績がそこそこいい企業のPBRが1倍以下なら買いチャンス!かもしれません。

 

テクニカル分析とは?

 

次に、対照的なテクニカル分析についてです。

 

テクニカル分析とは、主にチャートやローソク足を使い株式・商品取引・ 為替等の取引市場で、将来の取引価格の変化を過去に発生した価格や出来高等の取引実績の時系列パターンから予想・分析しようとする手法です。

 

投資家心理が反映され、このようにして形成された市場価格は、全ての情報がチャートに表れているという考え方に基づいています。

 

チャートは、投資家心理が反映されその結果としてできたもので、過去に似たような場面があれば、将来も同じような行動をする可能性が高いと予測し相場の先を予想しています。

 

テクニカル分析の種類

 

テクニカル分析の種類は以下の2つになります。

 

⑴ トレンド系・・・ローソク足移動平均線、ボリンジャーバンド、フィボナッチ・リトレースメント、DMI(方向性指数)、パラボリック一目均衡表

オシレーター系・・・RSI、ストキャスティクスMACDRCIサイコロジカルライン

 

投資家たちは、こういった中で、自分に合う方法を使っています。

 

ファンダメンタルもテクニカルも両方使っている人もいますが、ほとんどの人は分の先生や尊敬している人が使っている手法を使うことが多いので、

自分がどの手法がいいのかを、事前にしっかり確認しましょう。