FX会社選びのポイントは?
証券会社選びにおいて、着目するべき重要なポイントを解説していきたいと思います。
証券会社選びのポイント
実際に証券会社を選定する際には、以下の点を意識しながら進めてみてください。
・スプレッド(手数料)
FXトレードでは取引ごとにスプレッドと呼ばれる証券会社側に支払う手数料が発生します。
このスプレッドが低ければ低いほど、トレードも有利になりやすいのでここは最重要ポイントと言っても過言ではありません。
・約定率
注文を出す際に、業者によっては価格のズレが生じることがあります。 これは、相場が急激に動いている時などに起こりやすいのですが、業者によっては意図的に価格をズラして投資家の利益を減らそうとするような悪徳業者も存在します。
あまり大きく価格がずれることが頻繁に起こるようであれば証券会社を変えた方が良いでしょう。
・追証の有無
追証とは、ポジションが口座に入れている資金以上の含み損を抱えた時に追加で入金を行うことです。
例えば、国内業者ですとスイスショックの時の様に、為替レートが飛んでロスカットが執行されず口座がマイナス数千万円になっても追証しなくてはなりません。
なお、海外業者はゼロカットシステムがありますので基本的には追証はありません。(※事前に確認は必ず行ってください。)
・入出金のスピード
証券会社の取引口座を開設した後は自分の資金を口座に送金して初めてトレードが可能になりますが、この入金のスピードが遅いと、取引を開始するまでの時間も伸びてしまいます。
また、出金については業者によってはなかなか出金してくれない、といったところも稀にですがあったりするので、この辺りは事前にシビアに調査をしておく必要があります。
・日本語サポート
何か困ったときにあれば安心なのが、日本語サポートです。
国内の業者であれば日本語サポートは当たり前にありますが、海外の業者でも日本語で問い合わせに対応してくれるところもあります。
また、サポートの対応の速さや丁寧さなども、その業者が信頼できるかどうかの基準になりますので、見ておいた方が良いでしょう。
また、もう一つの大きな判断基準として、国内の証券会社か、海外の証券会社か、どちらにするべきか?をお伝えしていきます。
国内証券のメリット・デメリット
国内証券のメリット
・資金の入出金がスムーズ
・スプレッドや手数料がかなり低い
・信託保全がある
・日本語サポートがある
・ノミ行為がある
国内証券のデメリット
・レバレッジが25倍まで
・追証がある(例外あり、各証券会社に要確認)
国内証券はスプレッドや手数料はかなり低いところもありますが、そもそもノミ行為を行っているところもありますので、証券会社の都合の良いように取引を制限されてしまうことも少なくありません。
詳しくは「スプレッドが狭い 国内」などでネットで調べていただければ理由が見えてくると思いますので、まずは検索してみてください。
国内証券会社の驚くべき実態がわかってくると思います。
国内証券のメリット・デメリット
海外証券のメリット
・レベレッジが500倍や888倍などの業者がある
・追証なし(例外あり、各証券会社に要確認)
・注文をしっかりとインターバンクに飛ばしている
海外証券のデメリット
・入出金がスムーズでない場合がある
・日本語サポートがないところが多い
海外証券はといえば、例えば日本語サポートが手薄かったり、業者によっては出金リスクなどもあります。
ただ、レバレッジを大きくかけられたり、様々な特色があったりするのが海外業者ですので、プロのトレーダーは海外業者を好みます。
運用額が少ないうちはまだ良いですが、証券会社とフェアな取引をしたいのであれば、海外証券にすることをおすすめいたします。
トレードを長く続けていきたい場合は、いくつか証券会社を使ってみて、ご自身が一番使い勝手が良いと思える業者を選ぶことが大切ですので、ぜひ色々と試してみてください。